今回は、初期費用&月額0円プランを兼ね備えた、「カレコ・カーシェアリングクラブ」の入会方法や料金形態、補償制度についてご紹介します。
目次
入会方法について
レンタカーの場合、営業所で必要事項を記入するだけで、特に会員登録をせずに車を借りることが出来ますが、カレコ・カーシェアリングクラブは係員を介さず無人で利用出来るシステムの為、あらかじめ運転免許証や支払先のクレジットカードの登録を行うので、事前の入会手続きが必須です。
カレコ・カーシェアリングクラブでは、「インターネット入会」のみ実施しており、最短即日で利用が可能になります。(15時以降に申し込みをした場合、翌日から利用出来るようになります。)
入会フォームに必要情報を入力し、免許証の画像をアップロードするだけなので、10分もあれば完了します。免許証の画像をあらかじめ撮っておけば、電車などの移動中にもスマホから登録可能なので便利ですね。
他社の場合、会員カードが届き、利用開始まで1週間ほどかかるのですが、なぜカレコ・カーシェアリングクラブは最短即日で登録&利用開始ができるのでしょうか?
理由として、カレコは利用開始時の車両ドアロック解除に、「スマホから会員サイトにログイン→利用開始ボタンをクリック」もしくは、「手持ちの交通系ICカードを乗車カードとして登録→車のカードリーダーにタッチ」でドアが開くようになっており、他社のように会員カードの発行が必要ない為です。
「急な用事が出来て、3日後にカーシェアを利用したい…!」というニーズにも答えられるのが、カレコ・カーシェアリングクラブの一番の特徴でしょう。
入会金は無料、会員カード発行も必要ないので、気軽に始められますね。
料金・時間について
料金ついてですが、カレコ・カーシェアリングクラブは6時間以内では距離料金が発生しないので、6時間以内であればレンタカーを借りるよりも安上がりです。
〈例:コンパクトカー(デミオ、もしくは同等クラス)を6時間借りる場合→レンタカー大手A社 6,655円(税込) カレコ・カーシェアリングクラブ4,080円(税込)〉(筆者調べ、レンタカーはガソリン代含まず)
レンタカー会社の中には破格の料金設定しているところがあり、個人的に何度か利用を検討したことがありますが、大手と比較して拠点数が少ない為、目的の場所での利用が困難だったり、早朝や深夜に営業所が開いていないので貸し出し・返却の時間が限られてしまう等、結局のところ拠点数が多く、24時間無人で借りられるカーシェアを選択しています。
「最短30分(420円(税込))から」借りられるので短時間の利用にもおすすめで、もちろんガソリン代も保険料もカーナビ代まで料金に含まれています。ただ、後に説明しますが、6時間を超える予約・利用の場合、時間料金以外にも別途距離料金16~22円/kmというものが発生するので、留意しましょう。
カーシェアは、無人で車両の利用開始・返却が出来るので店舗の担当者に、よくわからないオプションを案内されたりすることもなく、料金表に書かれているもの以外はかからないので安心です。
料金は、「月会費」「時間料金」「距離料金」で構成されており、月額基本料金プランにはベーシックプラン、月会費無料プランの2種類あります。月額料金の中には無料利用分が含まれており、毎月980円分を利用料金に充てることが出来ます。(月会費無料プラン、学生プランは除く)
また、割引制度として、「学生割引」、「年間契約割引」というものがあります。
学生割引とは
学生限定で、ベーシックプランの月会費が4年間無料になります。24歳以下の方が対象で、申し込み時に学生証等の在籍証明書の提出が必要です。
年間契約割引とは
年間契約を行い、1年分の料金(4,890円(税込))をまとめて支払うことによって、月々に発生する月会費が無料になる割引です。ただし、無料利用分が一切ないのと、割引中のプラン変更が出来ないので注意が必要です。
各プランの概要・月の利用頻度別おすすめプラン
・月の利用時間が70分以上(平日・休日含む) → ベーシックプラン 月額980円(税込) 休日中心に使う方におすすめ。平日に利用することが多いと割高になる。
・毎月必ず利用するわけではないor月の利用時間70分以下 → 月会費無料プラン 月額0円 月会費が無料の為、その分、時間料金が高め。
家族で利用したいという方は、1人分の料金で家族全員利用可能です。(個人会員の三親等以内の同居、または生計を一にしている家族が条件)
利用料金(時間料金+距離料金)は、車種ごとにベーシッククラス・ミドルクラス・プレミアムクラス・プレミアムプラスクラスと4つに分かれていますが、ここではベーシッククラス(車種)のベーシックプラン(月プラン)の料金について解説します。
【ベーシックプラン (車種ベーシッククラス(C-HR、シエンタ、フリード等)の場合)】
時間料金30分420円(税込)から乗ることが出来、6時間を超える予約・利用の場合、距離料金が別途16円/km発生します。
長時間乗る場合には「長時間パック」があるのでこちらの方がお得です。
カレコ・カーシェアリングクラブの場合、車種のクラス分けが他社とは少し異なっており、定員7人のファミリーカーが一番下の車種ランク(ベーシッククラス)に入っているのが特徴です。 (他社だと、ファミリーカーは車種ランクが一つ上に設定されており、料金も若干高めなことが多い。)
その為、「家族揃って外出する」「大人数で移動する」といった使い方をする方がお得になります。
6時間まで4,080円(税込)、12時間まで5,700円(税込)、24時間まで7,300円(税込)となっており、同じファミリーカーを借りた場合、他の大手カーシェア会社よりも約30-40%程安いので、非常にお得です。(距離料金含めず)(2019年12月現在、筆者調べ)
ただし、6時間を超える時は上記の「時間料金」と別途、「距離料金16円(税込)/km」が発生するので、走行距離が長くなりそうな場合はレンタカーの検討も視野に入れた方がいいでしょう。カーシェアはあくまでも短時間・短距離での利用がお得になるように設定されています。レンタカーにはガソリン代がかかりますが、最近の車は燃費も良くなっているので、主に高速道路の走行でかつエコドライブを心がけていれば、思っているよりもガソリンは減らないでしょう。
【月会費無料プラン (車種ベーシッククラス(C-HR、シエンタ、フリード等)の場合)】
月会費が0円なので、気軽に始められる分、時間料金が高く設定されています。
30分510円(税込)から乗ることが出来、パック料金は、6時間まで4,980円(税込)、12時間まで6,900円(税込)、24時間まで8,900円(税込)で、別途距離料金として18円/km発生します。
距離料金について、ベーシックプランですと16円/kmですが、この月会費無料プランでは18円/kmになり、長距離走行をすると高くつくので気を付けましょう。
補償制度について
補償制度についてですが、対人・対物・車両・人身傷害補償が利用料金にあらかじめ含まれています。
ただし、事故時のNOC(ノンオペレーションチャージ)やタイヤの費用、バッテリーあがり、インキ―、ガス欠、その他レッカー費用等の負担が必要になります。また、サービス停止時のペナルティ料金(車内の忘れ物、車両の汚損、駐車枠の間違え等)も発生することがあるので気を付けましょう。
カレコ・カーシェアリングクラブでは、「トラブルあんしんサポート(330円(税込)/1回の利用につき)」に加入すると、上記内容の一部が免除になります。不安のある方は、もしもの時の為に入っておくのがおすすめです。
万が一、事故を起こしてしまったら
もし、「ミラーを擦ってしまった!」「事故を起こしてしまった!」など、車に傷をつけてしまった時には事故トラブル専用保険会社窓口(0120-258-365 (24時間年中無休))に連絡しましょう。事故の際は、警察(110番)への通報も必須です。「軽く擦っただけだしバレなければ平気」と考えず、直ちに連絡するようにしてください。
前述のように、カーシェアの料金には「対人」「対物」「車両」「人身損害」といった最低限の補償が含まれていますが、警察へ届け出なかった場合にはこれは適用されず、全て自己負担になります。
ですが、事故にあわないことが一番なので、安全運転を心がけましょう。
また、利用中に車が故障してしまった場合は、カレコ・サポートセンター(0120-841-960)に連絡し、その場で復旧しない場合は、保険会社ロードサービス(0120-096-991、利用できない場合は050-3786-3991)に連絡しましょう。
まとめ
ここまで、カレコ・カーシェアリングクラブの入会方法や、利用料金、補償についてご説明してきました。
▼詳しい利用方法についてはこちらでご紹介しているのでよろしければ併せてご覧ください。
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