【サブスク】高齢の親戚が、若者に大人気のあの曲を知っていて衝撃を受けた【定額制音楽配信サービスの影響力がすごい】

音楽って、世代によって聴くジャンルや歌手が全く異なることが多いですよね。小さな子供は日曜朝に放送しているアニメやヒーローものの主題歌を、小学生位になるとヒットチャートに入っているポップスやロックを、歳を重ねてくると歌謡曲や演歌を、といった具合に。

ところが、年齢と聴く楽曲が異なるという強烈なギャップを感じた印象的な出来事があったので、書き留めることにしました。




60代の親戚が「ヒゲダン」を聴いていた!


それは紅白を見ていた時のこと。Official髭男dismがステージに登場し、筆者の隣で一緒にTVを見ていた親戚(60代)がふいに「最近この曲聴いてるんだよ。車運転する時にスマホで適当にプレイリスト再生すると頻繁に流れるから覚えちゃった。歌も上手なんだよ!」と。



彼女はあまり流行やヒット曲を聴くようなタイプではなかったので、この発言には正直驚き、

「えーーーーーーっ!? 冗談じゃないよね? まじかよ!!!!」と心の中で叫んでいました。

筆者もギリギリ?若者に入る年齢ですが近年のJ-POPに疎く、ヒゲダンの存在を直近まで知らなかった(ファンの方ごめんなさい)ので、自分より年上の親戚が日頃聴いているということに尚更衝撃でした。


なぜ彼女はヒゲダンを聴いていたのか?


前述のように、「スマホでプレイリスト再生をしたらヒゲダンがかかった」のですが、それを聞いた時は「iTunesからダウンロード購入したのかな?」と勝手に思っていました。

ところが話を聞くと、なんと「定額制音楽配信サービス」を利用しているとのこと。

「えぇぇぇぇぇぇ!!!「サブスクでヒゲダン聴いてる」だってぇぇ?????それって10代の学生とやってること同じやないかーい!!!親戚すげぇぇぇぇ!!!!」と、またもや頭の中で大騒ぎでした。(笑)


サブスクの恐るべし影響力


筆者もサブスクで音楽聴くという若者っぽいことはしていますが、残念ながら親戚の次元までは辿り着けていない…。

「ワインレッドの心/安全地帯」や、「プラスティック・ラヴ/竹内まりや」なが大好きな筆者は若者じゃなかった???



「流行に追いつくことが良いこと」という訳ではありませんが、年配の方が10代の少年少女らと同じ楽曲を聴いて純粋に音楽を楽しんでいるという事実に、サブスクリプションの可能性を感じました


特に今回のケースでは、「耳から情報を入れる音楽」だったからこそ発生したのでは?とも考えています。

情報の約90%は「視覚」から得ているという調査結果があります。(ネットで論文が出てきます。ここにリンク貼れないのでよかったら調べてみてください。)

「人は外見で判断される」とよく言われますが、この結果から見るとあながち間違いではないようです。



もし私の親戚が、「ヒゲダンの演奏を聴く」ことではなく、「ヒゲダンの演奏を観る」ことによって彼らに出会っていたら一体どうなっていたでしょうか?

推測でしかありませんが、恐らく彼らのビジュアルから「若者向けバンド」と視覚情報で判断して、そこまで興味は持たなかったのではないでしょうか?

ファーストインプレッションが「聴覚情報として楽曲を聴くこと」だったので、既成概念にとらわれず純粋に音楽を楽しむことが出来たのでしょう。


それを踏まえるとサブスクという新しいツールは、未開拓のファン層に向けてアピール出来るので恐ろしく画期的だなぁーという感想を持ちました。情報が次々と消費される時代になったので、サブスクという存在が誕生したという背景がありそうですが、「年配の方が若者向け音楽に触れる」という一面もあるんだなと、今回の一件で初めて知ることが出来ました。


世の中まだまだ知らないことだらけで楽しいなぁー…。




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