以前の記事で、「楽天回線エリア内では、ZenFone3で楽天モバイル・Rakuten UN-LIMITの利用はほぼ不可」という内容をお伝えしていました。
しかしあれから更に調べて試した結果、なんと楽天回線エリア内で普通に電波を拾えるようになったので、今回はその件についてお話ししたいと思います。
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目次
今回、接続に成功した条件
・使用端末はSIMフリー・ASUS ZenFone3
→以前検証した際と同じ端末。
3年以上前から使用しており、1カ月前に初期化済。
・SIM 1スロットにRakuten UN-LIMITのSIMを挿し、SIM 2は空きスロット。
→ここが最重要で、以前接続に失敗した際と逆にして上手く行きました。
OPPO AX7でアクティベーション作業をした関係で、SIMはnanoSIMサイズにカットしてしまっており、その為初めはnanoSIMが挿せる「SIM 2」に入れていました。
ネット上で「「SIM 1」に挿すと繋がった(パートナーエリア)」という情報を得ていたので、楽天回線エリアでも同様の結果が出るかわからないものの、兎に角試してみることに。
結果、これで無事に接続成功。
・楽天回線エリア圏内での利用
→以前と条件は変わっていません。
Rakuten UN-LIMITのSIMをSIM 2からSIM 1に入れ替えてみる
※ 必読 ※
楽天モバイル公式で推奨されていない手段を取っています。
もしご自身のスマホで実践される場合、こあらぶろぐの筆者は一切の責任を負いません。
「SIMが破損してしまった、スマホが壊れてしまった」等、これからご紹介する方法を実践して何らかのトラブル・不具合・不都合が発生した際も、当ブログの筆者は苦情や金銭的要求を一切受け付けません。
また、ここに記載している内容は全て素人の意見となり、専門知識のある人間が書いた内容ではありませんし、この手段を推奨・強制している訳ではありません。
この記事は、「この方法を取ったら接続出来た」という内容の報告です。
繰り返しになりますが、あなたの身に何が起きても筆者は責任を一切負いません。
全て皆様の自己責任でお願いいたします。
さて、本題に入ります。
既にnanoSIMサイズに切り取ってしまいましたが、何とかしてmicroSIMサイズに戻そうと思います。
▼世の中にはこういったSIMサイズアップの為の道具もあります。
今回の場合は、SIMを台紙から外す時に切り取った外枠が手元に残っていたので、これを再利用したいと思います。
▼本体の電源を切り、SIMピンを使ってSIMトレーを出します。
▼SIM 2に入っているのがRakuten UN-LIMITのSIMです。
SIM 1はmicroSIMに対応しているので、このままだとサイズが合いません。
▼切り取ったSIMの外枠部分を保管していたので、これに戻していきます。
ICチップ部分を爪で傷つけないようにしながら、慎重に押し込みます。
▼じゃーん。綺麗にはまりました。
(元に戻しただけだから当然なんだけどね。)
▼SIM 1トレーに入れます。
前に「SIM 1がmicroSDと排他利用」と記載しましたが、トレーの図を見ると逆っぽいですね。正しくは「SIM 2がmicroSDと排他利用」でした。
▼トレーをスマホに戻します。
ここで、先ほど付けた外枠が綺麗にはまっていないと、中で引っかかって取れなくなる危険があります。
▼トレーを入れ終わったら電源を入れます。
▼電源を入れた直後は、まだ通信出来ていません。
▼少し待つとSIMが認識され、SIM 1を優先ネットワークにするかどうかの確認画面が出るのでOKをタップするとこの画面に切り替わります。
APN等の設定について
初期設定のままだと、また以前の様に電波を拾わなくなってしまうので設定を変更します。
▼【設定】→【無線とネットワーク】→【モバイルネットワーク】を開き、「データ通信・ON」「データローミング・OFF」に設定。
APNを変更するので、【アクセスポイント名】をタップ。
▼右上の「+」をタップ。
APN「rakuten.jp」、MCC「440」、MNC「11」、APNタイプ「default,supl,dun」、APNプロトコル「IPv4/IPv6」、APNローミングプロトコル「IPv4/IPv6」
設定画面から一度離れ、今度は隠しコマンドを利用して優先ネットワークの種類を変更します。
▼デフォルトの電話アプリで「*#*#4636#*#*」とダイヤル。
そうするとこのような設定画面が立ち上がるので、【デバイス情報】をタップ。
▼そうするとネットワーク情報が表示されますので、画面真ん中【優先ネットワークの種類を設定】のすぐ下のプルダウンから「LTE only」に変更します。
ただし、こちらに変更すると不具合が出る可能性もありますので、何かあった時に元に戻せるよう、最初に設定されていた優先ネットワークを覚えておくか、スクリーンショットを撮影しておくことを強くおすすめします。
以上で設定は完了です。
後は、機内モードのON・OFFを何度か繰り返すだけで、楽天回線での接続が出来るようになりました(筆者の場合)。
◆それでも繋がらない場合◆
先程登録したものとは別のAPNを新たに追加すると、接続出来る可能性があります。
▼【ims APN】 APN「ims」、MCC「440」、MNC「11」、APNタイプ「ims」、APNプロトコル「IPv4/IPv6」、APNローミングプロトコル「IPv4/IPv6」、ベアラー「LTE」
このAPNは隠しAPNなので、一度登録するだけでAPN画面でわざわざ選択することなく利用出来ます。
【結果】
状況一変、楽天回線に繋がった…!
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはZenFone3にUN-LIMITのSIMを挿したら、いつの間にか電波を拾えていた』
な…何を言っているのか わからねーと思うが おれも何をされたのか わからなかった…
“一瞬しか繋がらなかった”とか”実はWi-Fi接続だった”とか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ステータスバーの「4G」表記がいつもの様に一瞬で消えないZenFone3を見た時は、冗談ではなく本気でポルナレフ状態になりました、マジで。
動揺して思わず、「え…?………は???なっ、行けたん?」と勝手に声が出てましたから。
通信が出来るようになりました
普通に通信出来るようになったので、ブラウザでWEBサイトも読み込めるようになりました(今までの苦労を考えるとこれだけでも感慨深い)。
▼ニュースサイトも普通に見られます。
読み込み時間も短く、体感速度は自宅のWi-Fiと同じでかなり速いです。
▼スピードテストをしてみます。
▼結果は「下り83.99Mbps」「上り40.66Mbps」でかなり速い方ではないでしょうか。
(LTEは格安SIMの激遅しか知らない人なので、「高速」の概念が雑です)
▼ちなみにいつも使っているD系格安SIMの速度はこんな感じ。
「下り57.74Mbps」「上り19.38Mbps」
▼この格安SIMには高速データ通信機能の切り替え機能があり、高速通信をOFFにすると「下り240.5kbps」「上り144.7kbps」。
これ単位がメガではなくキロですからね、マップや動画は無理です。
データ節約の為に普段は高速通信OFFにして過ごしているせいか、Rakuten UN-LIMITが次元の異なる化け物の様に速く感じて至極快適です。(速いっていいな)
▼IPアドレスから接続先を調べましたが、ちゃんと楽天回線に繋がっているようです。
少し長くなってしまったので、今回は一旦ここまで!
▼次回の後編では、「Raluten Linkの設定」や「電話機能の検証」について報告していきます 。
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