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第7位 LARME(ラルム) シリコーンハイドロゲルワンデーコンタクト
実は昨年もワンデーコンタクトをランキングに入れていたのですが、それを上回るコンタクトが現れたので今回はそちらをご紹介させてください。控えめに言ってまじで良いです。
ラルム(LARME)というブランドのワンデーコンタクトで、前年のランキングに登場したWAVEのコンタクトと同様、シリコーンハイドロゲル素材を使用した長時間着用していても目に優しい商品なんです。
では、前年ランキング入りのWAVEとなにが違うのか…。
まず価格の安さです。
執筆現在(2024年12月)、WAVEのワンデーは1箱30枚入1,980円(税込)なのですが、ラルムのワンデーは1箱30枚入1,760円(税込)と1箱で220円安く購入できます。
ちなみに1カ月分の2箱だとWAVEは3,960円(税込)、ラルムは3,520円(税込)ですので440円の差になります。
もちろん両方ともクーポンを使ってもっと安い価格で買う事も可能なのですが、WAVEの方はそういったキャンペーンがほぼない為、基本的には1箱1,980円(税込)で購入する必要があります。(実際に筆者がそうでした)
ところがラルムの方は楽天市場やヤフーショッピング等のECサイトのセール期間中になると限定クーポンが配布されたり、ポイント付与率が大幅にアップすることもあります。
ですので、1,760円よりも安く買えるタイミングが年に何度もある為、そういったタイミングでまとめ買いするとWAVEよりもかなり安い価格でシリコーンハイドロゲルワンデーを使用することが出来ます。
もちろん、シリコーンハイドロゲル素材にこだわらなければもっと安いワンデーはいくらでもあるのですが、やはり一度使ってしまうともう元のコンタクトには戻れないので、個人的にはシリコーンハイドロゲル一択って感じです。
次に装着感の良さが挙げられます。
WAVEからラルムに切り替えた時、同じシリコーンハイドロゲル素材なのにここまでフィット感が違うのかと正直驚いたのですが、もしかしたら新しく買ったものは良いに決まっているという無意識の思い込みかもしれないと、後日ある実験をしてみました。
同じ日に両方のコンタクト(同度数)を同じ時間装着してみる、というものです。
片目ずつやってもよかったのですが筆者は左目の方がゴロゴロしやすい為、目の状態で差が出にくいように両目に着けて実験しました。
最初の数時間はWAVE、次の数時間はラルムを試しました。
結果は後に着けたラルムの方がフィット感に優れ、ストレスも少なく着用することが出来ました。
WAVEもラルムもそれぞれ直径・ベースカーブ共に0.1mmずつしか変わらず、含水率に至っては全く同じとスペック的にほぼ一緒なのですがどうしてここまで装着感が変わるのか。
(WAVE 直径14.1mm ベースカーブ8.8mm 含水率47% / ラルム 直径14.0mm ベースカーブ8.7mm 含水率47%)
個人的に一番感じたのが、レンズ自体の薄さの違いです。
レンズに厚みがあるとまばたきをする度に摩擦で違和感を感じやすいと思うのですが、WAVEは以前愛用していた普通のワンデーコンタクトと比較してやや厚みがありました。
最初のうちは「意外と分厚いけどシリコーンハイドロゲルってこんなものなのかな」とあまり深く考えず、「充血もしにくくなったZE☆」意気揚々と使っていたのですが、使い始めてから数か月程経つと徐々にレンズの厚みによる違和感が出てくるように。
そんな中でラルムがクーポンで安く買えたので試しに着けてみたら、そのレンズの薄さにびっくりしました。
ほぼ同スペックなのにこんなに違うんだと。
もちろん、レンズの薄さに関しては、現在多く流通しているのHEMA素材のものと比較するとやはり厚いことには変わりないのですが、それでも瞳にとってはほんの少しでも薄い方が違和感を感じにくいのだと思います。
筆者の感覚では、【レンズの厚さ】WAVE>ラルム>>>HEMA素材(ワンデーア〇ビュー〇イスト、メダ〇ストワンデー等) といった印象があります。
そして最後に、WAVEよりもラルムの方が酸素透過率が高いんです。
シリコーンハイドロゲル素材ならどのメーカーのコンタクトでも大して変わらないだろうと思っていたのです。
ところが酸素透過率を比較してみると、WAVEが166Dk/Lでラルムが187Dk/L、つまりラルムがWAVEよりも約113%高かったんですよね。
素人なのでこの差にどれ程の意味があるのかは判断しかねるのですが、ワンデーコンタクトを愛用する筆者としてはやはり少しでも目に負担のかかりにくいものを使いたいという気持ちがあるので、やっぱりラルムが現状ベストな選択肢だと考えています。
ただ、酸素透過率が113%アップしたラルムに切り替えたからと言って、充血のしやすさはWAVEとほぼ変わりませんでした。それでもHEMA素材よりは全然マシです。(ちょっと残念だよね)
(個人的な話になるのですが、最近メガネで長時間外出してみたところ、なんと裸眼でも夜には充血することがわかりました…。
これまでコンタクトが原因だとばかり思っていたので驚きの新事実発覚です。
素人考えですが裸眼でも充血する理由としては恐らく、①一日中街中を歩き回ることによる肉体的・精神的ストレス、②人との会話中はなぜかまばたきが減る、この2点が原因のような気がします。
コンタクトのせいで充血してたんじゃなかったんかい!(笑))
ここまでラルムのワンデーについて良いところばかりを挙げてきましたが、ここからは悪い部分もご紹介していきたいと思います。
まず外箱が開けにくいですし、コンタクトのパッケージも取り出しにくいんですよね。
普通のワンデーコンタクトってパッケージはハサミなしで指だけで開けられるよう、開け口に切り取り線が付いているんですよ。
レトルトカレーの箱の開封口についていたり、ピノの箱の開封口にもついているあれです。
ところがラルムの外箱は、雑誌付録の入っている箱のように開封口が透明なテープで一か所留めてあるだけなので、例の切り取り線が付いてないんです。
なので洗面所で未開封のラルムのコンタクトを付けようと思ったら、そもそも箱を素手で開けられないんですよ…。
我が家は洗面所にはさみを置いていないのでリビングにはさみを取りに行く必要があります。
いや、素手で開けようと思えば開くと思いますけど、箱の紙質的に綺麗にテープを剥がすことは難しそうですし、テープを引きちぎろうと箱の隙間に指を入れて頑張ったところで最後は箱が破れる未来が見えます。
ワンデーコンタクトの外箱って最低でも半月から1カ月は使うので、その間ぼろぼろの箱に入ったコンタクトを使うのは何となく嫌というか。
あと、ラルムの商品画像を見てもらえばわかると思うのですが、ほぼ正方形の薄型の箱なんですよ。
これがまじで中のコンタクトを取り出しにくい。
従来の横長の箱の方が圧倒的に取り出しやすいので、ここはちょっとイライラポイントです。
この薄型の箱に関してはWAVEも同じ形だったのですが、通販メインで販売しているコンタクトは少しでも送料を抑える為、ポスト投函しやすい薄型の箱を採用しているケースが非常に多いです。
送料が安いメール便を使う事によって、ラルムの場合1箱から送料無料で届けてくれるので非常にありがたいのですが…。
やっぱり従来の横長の箱の方が取り出しやすいんですよねー。
30枚分のコンタクトがぴったり収まるケースって100円ショップにあったりするんですかね?今度ちょっと探してみようと思います。
とまぁこんな感じでラルムの不満点をボロクソに言ってきたのですが、不満があるのは箱だけでレンズ自体になんの文句もないんです。
本当にラルムってシリコーンハイドロゲルワンデーの中でも破格ですし、酸素透過率も高く着け心地もWAVEより良好なので、ちょっと箱にストレスがあってもそれを上回る満足感が得られるコンタクトだと思っています。
1箱から送料無料で買えるので、少しでも気になった方は是非セールのタイミングを狙ってお試ししてみてほしいなと思います。
第6位 無印良品 鹿の子湯たんぽカバー 小
昨年のランキングでマルカのミニ湯たんぽをご紹介してたのですが、この湯たんぽカバーを付けることによって更に保温性が圧倒的に増します。
正直、あの湯たんぽに付属している袋はおまけ程度のものなので、このカバーを付けて使用することによって、はじめて湯たんぽの真価が得られると思います。
そう言い切れるレベルでカバーの質で使用感が全然別物になります。
マルカのミニ湯たんぽに付属していたカバーはポリエステル製のもこもこした手触りの巾着袋なのですが、これが見た目より意外と生地が薄く、湯たんぽ自体の保温をあまりしてくれないんですよね。
それよりも一番困っていたのが耐久性の低さ。
買ってからしばらく経った後、袋の表面に人差し指が通る程の穴が開いているのに気が付いたんです。
すぐに繕ってまた使い始めましたが、それから数週間後に同じような穴が今度は別の場所に開いているのを発見。
就寝時にも利用しているので、気が付かないうちに手や足の爪で引っ掻いてしまったのかもしれませんが、それにしても短期間のうちに二度も穴が開くのはちょっと普通じゃないかと。
もし筆者の寝相の悪さが原因なら布団やシーツも破れるはずですけど、物心ついてからそんな事一度もないのでやっぱりこの巾着自体に問題がありそうです。
とまぁ、この付属品の巾着は正直質の良いものではなかったので、もし今からマルカのミニ湯たんぽを買おうとしている方がいらっしゃれば、湯たんぽカバーは別途購入するのがおすすめです。
通常のサイズの湯たんぽであれば、ネットでも様々な種類のカバーが見つかるのですが、ミニサイズの湯たんぽ用カバーとなると意外とないんですよね。
筆者もネットで色々探していくつか見つけたのですが、中でも評価が良かったのが無印良品の湯たんぽカバーシリーズだったのですぐに店舗に買いに行きました。
実際に使ってみると、やはり保温時間が全く違うんですよね。
付属の巾着袋はその名の通り巾着なので、普通に紐を結んで口を閉じて使うのですが、これだとどうしてもほんの少しだけ袋の口に隙間が開いてしまいます。
ちょっとした隙間があるだけでも袋の中から熱が逃げる原因になりますし、特にこれといった特別な理由もなく突然破れてしまうような薄めの生地なので、やはり保温性には欠けます。
その点、無印の湯たんぽカバーは内袋と外袋の二重構造になっていて熱が逃げにくい仕様になっています。
また、袋の口もダブルファスナー式でそのファスナーを隠すようにカバーを覆い被せられる為、ファスナーが直に肌に当たる事も無いですし、専門的な事はよくわかりませんがこのカバーのおかげでファスナーの隙間から熱が逃げるのを抑えられているような気がします。
肌ざわりも触っていてとても気持ちがいいですし、本来は無印で売られているポリエチレン製の湯たんぽ専用に作られているかと思うのですが、表面温度が高いトタン製の湯たんぽを入れて使用しても熱すぎる事もなく快適です。
小サイズを購入しましたが、厚みは若干ゆとりがある程度でちょうどいいです。
ただ、奥行きに3-4cm程の遊びがあるのですがそこは目をつむりましょう。
お湯の入ったトタン製の湯たんぽはポリエチレン製のと違い、熱すぎて素手で触る事が出来ない為、手にミトン等を付けながらカバーに入れる事を考えるとむしろこれ位のゆとりがあった方が安全なのかもしれないです。
筆者が購入したのはファイバー鹿の子素材の湯たんぽカバーですが、シェニール織のものもあるようです。
どちらも小サイズで690円(税込)とそこまで高価ではないですし、ファイバー鹿の子には全3色、シェニール織にも全3色展開しており、湯たんぽカバーにしては素材・カラバリの選択肢が豊富です。
マルカのミニ湯たんぽを付属の巾着袋に入れて使っている方にはもちろんですが、他の湯たんぽをお使いの方で今使っているカバーを変えようかなとお考えの方にもおすすめしたいです。
第5位 無印良品 野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋 小
筆者はいつもスーパーで1週間分の食材をまとめて購入するのですが、葉物野菜は足が早いので野菜室の中で悪くなってしまうこともしょっちゅうありました。
そんな中、偶然SNSで見かけたのがこのポリエチレン袋。
ちょっと野菜を入れるビニール袋にしては高価なのでちょっと迷っていたのですが、MUJIカード会員向けの期間限定ポイントが付与されたので試しに購入したところ、ビビり散らかしました。
見た目は少し厚めの普通の袋なのに、レタスやキャベツを入れておくとあら不思議。
購入から7日経ってもレタスはちゃんとシャキシャキしたまま(↑10位のサラダスピナーも使ってます)、キャベツは変色せず綺麗なままで十分に鮮度が保たれていたんです。
いままで残った野菜は適当にラップを巻いて野菜室に放り込んでいたので、3日もすればあっという間に鮮度が落ちていました。
ところが保存袋を無印のものに変えるだけで7日も持つんですから、本当に凄すぎます…。
(ぶっちゃけ10日は余裕で持ちますが、口に入れるものなので自己責任でよろしくです)
バナナもこの袋に入れておくと熟すスピードがかなり遅くなるので、後で食べようと思って取っておいたけれど熟れてやわらかくなりすぎていた…、なんてこともなくなりました。
野菜も果物もお店へ頻繁に買いに行ければいいのですが、実際はそんな時間がない方も多いと思います。
そんな忙しい方にぴったりな無印のポリエチレン袋でした。
ちょっと高いんですけど、一度騙されたと思って効果を実感してみてほしいです。
第4位 ビオスリーとエビオス
ビオスリーHi錠とエビオス錠、2つをセットで飲み始めてからお腹の調子が悪くなることが激減したので、日常的なお腹の不調に悩んでいる方にはまじでおすすめです。
腸活に良い整腸剤の組み合わせとして、SNSでこのセットを医者が紹介していたのをきっかけに飲み始めたのですが、これが筆者には見事に合ってたんです。
これまでも市販されている整腸剤は色々と飲んできたのですが、どうもこれといった症状の改善が見られず長続きしていなかったんです。
ビオスリーとエビオスを一緒に飲む、という方法を知った時も正直「どうせこれもまた駄目なんだろうなー」と全く期待をしていなかったのですが、服用から1カ月ほど経ちあることに気が付きました。
「あれ、最近お腹の不調で悩むことが減ったな」と。
整腸剤には様々な種類の菌が配合されており、全ての菌が全ての人間の胃腸に合うわけではありません。
その人の体質によって合う菌と合わない菌というのが存在するそうです。
筆者にはビオスリーに含まれる菌が偶然合っていたのだと思います。
だったらエビオスを飲む必要は無いのではとと思われそうですが、エビオスに含まれるビール酵母はそれらの菌とは別の作用機序で胃腸の消化機能を助けているようなので、やはりこの2つを組み合わせてこそなんだと思います。
この2つの組み合わせる理由について、詳しくはネットで調べればいくらでも出てくると思うのでここでは割愛させていただきます。
整腸剤なので長期間服用しても問題ないはずですし、個人的には効果があったのでめちゃくちゃおすすめなのですが、ただ唯一のデメリットとしてエビオスは1回10錠を1日3回(計30錠)飲む必要があるのでそこが大変なんですよね。
筆者は飲み始めてからかなり経つのでもう慣れてしまいましたが、最初の頃は地味にしんどかったのを覚えています。
それから瓶から10錠ぴったり出すのが段々面倒になってくるので、100円ショップに売っているピルケースに1回分ずつ詰めておくと服用時に数える手間が省けます。是非お試しを。
ついでにビオスリーも併せてピルケースに詰めておくと、どちらも毎日忘れずに服用出来るのでおすすめです。