【たった5分でやる気が出てくる】心理学を応用した5分間トリックをご紹介【面倒な片付けや掃除、仕事、勉強といった作業に】【かんたんにやる気を出す方法】

  • 2020年2月28日
  • 2020年9月25日
  • 健康

部屋が散らかってるから掃除をしないといけないけど面倒くさいなぁ…」「試験勉強をしないとマズいけど全然やる気が出ない…」

皆さんは普段こんなことありませんか?

筆者は超が付くほどのズボラ人間なので毎日のように感じています(笑)。

ロボットとは違って人には感情がありますから、気分の浮き沈みによってやる気を左右されるものです。

今回は、そんなやる気の起きない時に是非活用したい、ある心理学のトリックについてご紹介したいと思います。




人間はどうしてやる気を失うのか



そもそも、なぜ目の前の「いまやるべき作業」に対してやる気を失ってしまうのでしょうか?

人間の感情は、短期的な見返りのない物事をするのを嫌がる傾向にあります。作業の成果を得られる時間が短いほど、その成果を貴重だと感じます。つまり、「すぐさま手に入る喜びは、遠い未来に得られる満足よりも価値が高いように感じる」ように出来ているのです。

例えば、ドラえもんの主人公・のび太の行動パターンを思い浮かべると分かりやすいです。

学校のテストでいつも低い点数を取っているのび太は勉強に苦手意識を持っているので、ドラえもんに借りたひみつ道具の力を使い、辛い勉強をせず楽して点数を上げようとします。

これでは勉強したことの知識が自分の身に付かないので、のび太は大人になってから漢字が読めなかったり、買い物で割引の暗算が出来なかったりとかなり苦労するはずです。

将来的な苦労よりも、目の前の苦痛を避けることを選択したくなるのが我々人間です。ですので、親が「ちゃんと勉強しないと将来困るよ」と勉強しない子どもに注意をしても、言うことを聞くわけがないのです。


心理学の「5分間トリック」を使ってやる気を出す



「おいおい、たった5分でやる気が出るなんて何かの冗談だろ?」と言いたくなりますが、これからご紹介する「5分間トリック」は、ある心理学の現象を応用した方法になります。

心理学というとなんだか難しく聞こえますが、非常にシンプルな内容。

「手を付けるのが困難な課題に対して、〈5分間だけやってみる〉という目標を設定して実行するだけ」です。

思ったよりも全然難しくないでしょう?

〈5分だけ〉という簡単な目標をセットするだけで、何とかその重い腰を上げさせる作戦なのですが、これが驚くほど上手くいきます。


このトリックを使う時のちょっとした注意点



やる気の起きない時に使う心理トリックですが、ある思考に邪魔されて上手くいかなくなってしまうことがあります。

それは、「完璧にやらなければ、パーフェクトにしなければ」と意気込んでしまうことです。

考えれば分かることなのですが、やる気のない心理状態の時に完璧を目指すと、より一層やる気はなくなりますよね。日本人は世界的に見ても珍しい「完璧主義者が多い民族」と言われており、無意識のうちに失敗することを恐れる傾向にあります。

「たった5分だけだから、すぐに終わるな」と気楽に考えて、作業をすることよりかは時間を過ごすことだけのつもりで臨みましょう。


作業開始から5分後にどうなっているか



机の上が散らかっているので、5分間トリックを使って片付けをするとします。タイマーを5分間にセットし、スタートさせたら、とにかく作業に着手します。タイマーが終わりを告げたら作業を終了します。なんとか5分だけやりきると、大したことは出来ませんがとりあえず「行動」を始めることが出来ます。

一旦、作業を始めてしまえば、やる気が出てきて5分よりも長く続ける可能性が高いです。


「5分間トリック」でやる気が出てくる仕組み



「嫌な作業でも5分だけとりあえずやってみる」となぜやる気が出てくるのでしょうか?

その理由として、ドイツの心理学者であるエミール・クレペリンが「作業興奮」という概念を提唱し、この概念をトリックに応用していることが関係してきます。

作業興奮とは、簡単に言うと「頭を使ったり手足を動かすなどの作業をしているうちに、脳が「やる気」を出す」ということです。「まず5分だけやってみる」ことには、「少しでも頭や手足を動かして脳にやる気を引き起こさせる」という効果があるのです。

また、「目標のハードルを極端に低くしたから」つまり「1つ目の障害を越えてしまえば後は足が勝手に走ってくれる」ということが理由として挙げられます。

大抵の課題を克服できない原因は、「課題の難しさ」よりも「課題に手を付けない」という人間が共通して持つ進化的な特質にあります。最新の脳科学の研究で、「人間の行動に関する最終的な決定権はまず間違いなく感情が握っている」ということが明らかにされています。

前述の作業興奮を利用すれば、重い腰を上げられるはずです。


ゲームや動画に夢中なお子さんにも



先程のび太の例を出しましたが、勉強が辛いと感じている子どもは、自ら机には向かおうとしません。そんな時にも「5分間トリック」を利用するといいでしょう。

5分間では算数の問題もちょっとしか出来ませんが、とりあえず思い腰を上げさせることが出来ます。その間に大人がポジティブな態度で寄り添って見守れば、もしかしたら30分位は勉強してくれるかもしれません。


まとめ


今回は、「やる気の出ない時に使う心理トリック」についてご紹介しました。

「作業を完璧にこなす」だけではなく、「一歩でもゴールに近づくこと」に価値があります。完璧主義であり続けると心が疲れてしまいますので、「5分間トリック」を用いて、少しでも前進した自分を褒めてあげることも大切です。




▼関連記事はこちら