先日、おサイフケータイに三井住友の家族カードをGoogle Payに登録しようと試みたところ、全く予想していなかった展開になり、本人確認の作業にかなり手間取ってしまいました。
その時に、「本人認証の手順について事前に知っていたらこんなに時間がかからなかったのに…」と感じたので、今回は「三井住友カードの家族カードをGoogle Payに登録する時にあらかじめ知っておきたいポイント」について皆さんに共有したいと思います。
▼クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードのGoogle Payへの登録方法についてはこちらで詳しく解説しています。
今回は、Google Payにクレジットカード(デビットカード・プリペイドカード)を登録し、QUICPay(あるいはID)として使えるようにする方法について詳しくご紹介します。rakuten_design="slide";r[…]
目次
Google Payへの登録に手間取った理由 → 電話認証
こちらで記事にもしていますが、まず初めに自分が本会員になっている楽天カードでGoogle Payに登録しており、「三井住友の家族カードも同じような感じで数分とかからず登録出来るだろう」と踏んでいたのですが、いざ本人認証の画面まで進むとSMSではなく電話で本人確認をするようにと指示され、この電話でモタついてしまったのです。
通話料は自己負担で210円もかかった
▼では実際に何分通話していたのかと言うと、約6分です。
数字だけ見れば大して長くないのですが、「クレカをGoogle Payへ登録してIDとしての機能を使う」、というたったそれだけの電話に加え、ナビダイヤルへの発信だったので通話料がトータルで210円もかかってしまったことを考えると、正直モヤモヤするところがあります。
例えば一般カードでGoogle Payに登録する場合、ナビダイヤルに発信して通話料が取られるのはまだ百歩譲って納得がいくのですが、今回は一般カードより1つランクが上のカードで登録したのに通話料負担させられたので、ちょっと納得がいかないというか…。
Google Payへ三井住友カードの家族カードを登録する場合、SMS認証が出来ない仕様なので強制的に電話認証になるのですが、せめてVpass(三井住友カードの会員向けWebサービス)での認証にしてほしいですよね。
Apple Payでは家族カードでもVpass認証で登録が出来たのでめちゃくちゃ楽でした。
ただ、Apple Payは支払い毎に指紋・顔認証が必要になりますが、Google Payは端末をロックした状態でも使えるという特性上、登録時に電話認証にすることによってセキュリティを上げるという狙いがあるのかもしれないですね。
▼ちなみに旧デザインのカードを利用中でも、Google Payに登録すると新デザインで表示されます。
同じカードをApple Payにも登録していますが、こちらでは旧デザインのパルテノン神殿が描かれているので正直あっちの方がカッコいい(おい)。
【要チェック】電話で聞かれたことについて
さて、その筆者が手間取った電話認証についてなのですが、よくある自動音声かと思いきや、オペレーターに繋がりました。
家族カードの本人認証の電話なんて経験がゼロで、全く想像がつかなかったので事前にネットで調べてみたのですが、具体的に何を聞かれるのかという情報が出てこず、その結果、予想外の質問が来てしどろもどろに。
今回、三井住友カードの家族カードをGooglePayに登録する際、電話本人認証でオペレーターに質問された内容は以下の通りです。(一部抜粋)
・自分(家族会員)の名前、本会員の名前
・自分の生年月日
・本会員の登録電話番号
・本会員の勤務先名
・本会員のカード引き落とし先口座の銀行名と支店名
名前、生年月日までは聞かれるだろうと思っていましたが、本会員の登録電話番号(携帯)を正確に記憶していなかったのでここからモゴモゴし始めました。
自宅に固定電話があればそれを登録しているはずなので頭からスッと出てくると思いますが、公衆電話を使わなくなり、電話番号もスマホの電話帳で管理出来てしまう時代なので、家族の携帯番号は覚えていなかったんですよね。
後から考えれば、本会員の登録電話番号は聞かれるのが当然の内容だったのですが、うっかり気を抜いていました。
この時点で既に軽くうろたえていたのですが、最後の本会員の引き落とし口座と支店名を聞かれた途端、何を取り乱したのか「その銀行名って”本会員”の引き落とし口座ですよね…?」と馬鹿みたいに聞き返してしまいました。
実は筆者はこの家族カード以外にも、自身が本会員になっている別の三井住友カードも所有している為、一瞬自分のカードと家族カードを混同してしまい、オペレーターに「何言ってんだこいつ」と思われる質問をしていました。
しかし、筆者のくだらない質問に対し「左様でございます」と優しく答えてくれたので、「そりゃそうだわ、当たり前だろ?アホかよ」と気を取り直し、無事に引き落とし口座情報を伝えられました。
特に、学生さんなどは親御さんが本会員になっている場合、親御さんの口座情報は知らないことも多いでしょうから、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
こうして「間違えたら不審だと思われてマズい」と慎重になりつつ、回答に口ごもりながら電話をしていった結果、前述の通り6分も話すことになりました。
そして通話料も話した時間だけ自己負担になるので、今回ご紹介した質問項目を念頭に置いてから電話認証に臨むことをおすすめします。
三井住友カードの家族カードをGoogle Payに登録する時にあらかじめ知っておきたいポイント
・ナビダイヤルでかけることになり、電話代はこちらが負担
・営業時間が短い
・本会員の登録情報をスラスラ言えるようにしておく
・ナビダイヤルでかけることになり、電話代はこちらが負担
→携帯からナビダイヤルに電話すると、20秒/10円という高額な通話料金が発生してしまいます。その為、通話は出来るだけ手短に済ませるようにするのが節約のポイントです。
ちなみに家族カードだとSMS認証が出来ない理由は、家族カード名義人の携帯番号を登録しておらず(確か)、SMSを受け取る手段がないためです。
・営業時間が短い
→筆者が電話認証した時が、ちょうど新型コロナの影響で営業時間短縮をしており、16時には終了していました。
最初、16時までの営業とは知らずに電話をした為、営業時間短縮のアナウンスを聞いて無駄に通話料金を取られてしまいました。通常の時期だと9時~17時までですが、2020年6月現在は10時~16時の営業となり、営業時間が短くなっているので気を付けましょう。
・本会員の登録情報をスラスラ言えるようにしておく
→これが一番大事で、知らない人との電話が苦手な人などは特にですが、カンニングペーパーを用意する位の勢いで準備しましょう。
声の抑揚で棒読みなのがバレても大丈夫です。そもそも、オペレーターはモニターに表示されている登録内容と照合をしているだけなので、棒読みとかは気にしないはずですし、ましてや一日何十件、何百件という電話に応対していますから、そんなの気にもとめないと思います。
逆に筆者のように、「電話番号はえーっと…、ちょっと待ってください……」「本会員の銀行口座ですよね…?(馬鹿丸出し)」といったように、受け答えで詰まっている方がむしろ変に思われるでしょう。
まとめ
今回は、三井住友カードの家族カードをGoogle Payに登録する際にあらかじめ知っておきたいポイントについて解説しました。
確かにApple Payの方が登録は遥かに簡単でしたが、長い目で見れば、Google Payの方がロックしたまま支払いが出来るという圧倒的なポテンシャルがあるので、色々述べてきましたが個人的にはGoogle Payを気に入って使っています。
Google Payへの登録が面倒だからと言って利用しないのは非常にもったいないので、是非この記事を参考に登録してみてくださいね!
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